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子どもと遊び

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子どもの活動量


子どもの活動量

最近、小中学生の身体活動量は少なくなってきていると言われています。 これは、身体活動を伴っての遊びの時間が少なくなってきていることが原因と考えられます。 また、戸外や室内での遊びの変化、生活の忙しさや、遊び場の減少なども深く関わってきているものと考えられます。

ここでは、子どもにとっての遊びの必要性について考えてみたいと思います。

長野市内の小学5年生と中学2、3年生に、歩数計(万歩計)を使って1日の平均歩数を調査した結果は、次のようになりました。
幼稚園児や小学生については、別の調査では平均27000歩ぐらいという調査報告もあります。



いつからトレーニングするのか?


いつからトレーニングするのか?

みなさんが大きくなったとき、何かのスポーツに取り組み、その競技での成績の向上を考えているとします。
さて、いつからどんなトレーニングをしていったらよいでしょうか。

人間は、幼少期から、つかむ、はうなどをはじめとして、歩く、走る、跳ぶ、投げるなどの様々な動きに挑戦し、その能力を獲得していくことができます。
最初は家庭の中で、段々と、学校体育や社会体育における個人あるいは集団での身体活動を通して獲得してきます。 それは遊びであったり、スポーツ活動そのものであったりすることもあるでしょう。



幼児期から小学校期までに著しく発達


体力の要素の一つである調整力(巧緻性・器用さとも呼ばれ、運動に働く神経の機能を指します)は幼児期から小学校期までに著しく発達し、 この時期を逃すと十分に発達させることは困難になります。

子どものころから、特定のスポーツだけではなく、たくさんの種類の遊びや運動にたくさん取り組んでいくことが、調整力を大いに高めることになるでしょう。

一方、幼・少年期からの早期トレーニングの必要性が叫ばれることがあります。
冬季スポーツのスキー、スケートなどでは成功している例が数多く見られます。 それは、地域的な特性を利用し、比較的簡単に、幼少の頃からスキー、スケートを遊びとして、 また、遊びと同じような感覚 で、繰り返しやっている中で、運動の基礎技能を身につけることができるからでしょう。



どんなトレーニングがよいのか


どんなトレーニングがよいのか

それでは、どんな遊びや運動をしていけばよいのでしょうか。 たとえば、幼少児では、大好きな遊具や固定施設で遊ぶ中で、ぶら下がる、登る、跳ぶ、飛び降りる・・・・など。 鬼ごっこは、状況を判断しながらダッシュをしたり、急ストップをかけたり、ジグザグに走ったり・・・。 後にスポーツ活動を実施していく上での、基礎となる能力開発の宝庫です。

ボールを捕る、投げる、打つ、また蹴るなどの動作は、経験せずには発達していきません。 遊びの中で、大きなボールや小さなボールのキャッチボールをはじめとして、 ラケットを持ってのテニスやバドミントン、 そしてソフトボールや野球、サッカーなど バラエティーにとんだ数多くの種目を経験することが大切でしょう。
また、遊びには人間関係をはぐくみ、社会性を育てるという別の一面での効用もあり、最近、その重要性が叫ばれています。



日常的には経験できない運動感覚


道具を操作しながら氷や雪の上を滑るというのは、日常的には経験できない運動感覚です。
氷の上を靴で滑ることから始まり、プラスキーやスケート、スキー、スノーボードなどいろいろなスポーツがあります。
オリンピックをきっかけとして、冬季スポーツにも、より関心を持ち、 友人や家族とともに、今まで以上に取り組む機会が数多く持てるようになってくるといいですね。